新曲を発表する池辺さんと広上さん=県立音楽堂

新曲は福井の旭井さん作曲 OEK、来年2月に初演

2020/10/16 01:02

 オーケストラ・アンサンブル金沢(OEK)と京都市交響楽団の合同公演「和洋の響」(北國新聞社特別協力)で披露される邦楽器を取り入れたオーケストラの新曲が、旭井翔一さん(32)=福井市=作曲の「雲烟縹渺(うんえんひょうびょう)」に決まった。来年2月14日に石川県立音楽堂で行われる公演で初演する。

 

 新曲「雲烟縹渺」は三味線と箏(そう)を取り入れた曲。審査委員長を務めた文化功労者で作曲家の池辺晋一郎さんは「邦楽とのコラボが熱い、リズミカルで闊達(かったつ)な曲。和楽器と洋楽器の切り込み合戦のような部分もありスリリングだ」と紹介。本番でタクトを振る指揮者の広上淳一さんは「美の方向性の違う和洋の楽器が一緒になった時の味わいを楽しんでほしい」と話した。

 

 新曲は石川県音楽文化振興事業団が9月に公募し、10作品の応募があった。飯塚佑輝さん(東京)、柴田誠太郎さん(愛知)の作品がそれぞれ佳作に選ばれた。

 

 公演は午後2時からで、新曲に合わせ能楽の金剛流若宗家、金剛龍謹(たつのり)さんが舞う。