富山観光より深く 大仏兄弟が新事業 

2018/10/30 02:03

 映像・音楽の制作を手掛ける大仏兄弟(高岡市)は11月1日、観光客の希望に応じたオーダーメード旅行プランを計画する新事業「スーラ」を始める。伝統産業や農林水産業などに携わる人との交流を創出し、富山の魅力をより深く伝える。

 

 利用者は、これまでの旅行で印象に残っているエピソードや趣味など10項目以上からなる「旅カルテ」を記入する。このカルテを基に大仏兄弟の担当者が利用者と相談しながら旅行プランを決める。高岡銅器や漆器の職人、氷見の寒ブリを使った革製品の作家、立山の山岳ガイドらの仕事場を訪ねることが想定される。

 

 価格は企画料や食事など込みで1人1万円以上とする。対象地域は富山県内で始め、来年度早々にも金沢市周辺を加える予定。

 

 担当者は、観光の目的が買い物や食事から体験に移ってきているとし、「北陸は人が最大の地域資源であり、こうした人との交流を通じて、ディープな観光を提供したい」と話した。