朝のラッシュ時間帯に擦れ違うポートラム=5日午前8時、富山市永楽町

ライトレール擦れ違う 朝のラッシュ時、複線運行

2018/03/06 02:23

 富山市の第三セクター「富山ライトレール」の富山港線八田橋東詰―奥田中前電停間(同市永楽町)が複線化されて最初の平日となった5日、朝のラッシュ時に複線運行が行われ、同社の路面電車「ポートラム」の上下線が擦れ違った。同社は、複線化によって、自動車通行量の多い時間帯のダイヤの乱れを防ぐ。

 

 5日はダイヤが約10分間隔の午前7~9時台に上下線が複線化した軌道を擦れ違った。単線だった従来は、下り線が奥田中前電停に到着するまで、上り線は同電停で待たなければならなかった。

 

 このため、ダイヤ間隔が短い朝のラッシュ時には、信号待ちが重なって遅れる場合もあり、遅延解消を目的に、車両が擦れ違うことができる複線区間を設けた。軌道の敷設工事完了が予定より3カ月早まり、4日から複線化した軌道を使用していた。

 

 ポートラムは、2019年度末の路面電車の南北接続完了や20年度の永楽町電停(仮称)の新設に伴い、乗客数の増加が見込まれる。同社の担当者は「複線化によって利用増に対応するダイヤ編成が可能になった」と話した。