寺離れに対する寺院の取り組みを紹介する林口さん=高岡市の勝興寺

伏木発信、勝興寺活用を 重文で座談会、150人集う

2018/03/11 02:04

 座談会「勝興寺とまちづくり~伏木や勝興寺の魅力と課題~」は10日、高岡市伏木古国府の重要文化財・勝興寺で開かれ、まちづくりに携わる約150人が勝興寺や伏木の魅力発信に向け、意見を交わした。参加者からは学生のボランティアガイドへの起用や、イベント会場としての勝興寺の活用などが提案された。

 

 エピファニーワークスの林口砂里社長が進行役を務めた。林口さんは全国で実施されている寺離れ対策を紹介し「寺は本来開かれた場だが、僧侶の力だけでは成り立たない。市民や住民と一緒になって寺を活用していくべき」と強調した。

 

 吉久まちづくり推進協議会の丸谷芳正さんは「勝興寺の素晴らしい財産を活用すべきでは」と語った。

 

 参加者は、本堂や現在修理が進む本坊部分も見学した。参道沿いでカフェ&バー「ムーンキャラバン」を運営する牧野友香さん(32)は「さまざまな分野の人が真剣に伏木をよくしようと考えていることが伝わった」と話した。

 

 林口さんは「参加者の意見やアイデアに多様な連携の可能性を感じた。皆さんの願いが具体的に形になるまで話し合いを継続したい」と話した。