優雅な音色に耳を傾ける来場者=高岡市のウイング・ウイング高岡

「パープル」が再始動 高岡市民会館のホールサポーター、休館後初のコンサート

2018/03/11 02:04

 今月末で閉鎖する高岡市民会館のホールサポーターの会「パープル」主催のおでかけサロンコンサートは10日、高岡市のウイング・ウイング高岡で開かれた。第197回を数える今回は昨年末に休館となってから初の開催となり、活動場所を求めるパープルが再スタートを切った。

 

 パープルは2000年の発足から毎月、同館ロビーでサロンコンサートを行ってきた。年内に200回目を迎えることを目標に、場所を移して継続的な活動を進めている。

 

 「おでかけ」の第1弾は「ピアノに寄せて」と題し、富山市出身のピアニスト塚田尚吾さんが出演した。保管先が検討されている同館ロビーのグランドピアノを運び込み、クラシックの優雅な旋律で来場者を魅了した。これまでのサロンコンサートの平均的な来場者数である約150席を用意したところ、街中が会場とあって初めて訪れた人も多く、立ち見も出るにぎわいとなった。

 

 市が新年度に一年を通して開催する音楽の祭典「Ars nova(アルスノーバ)」のプレイベントでもあり、高橋正樹市長は「街角全体がホールとなる空間をつくっていきたい。きょうはその第一歩」とあいさつした。

 

 パープルの小林福美代表は「会場について出演者の意向を聞いたり、日程を調整したりと新たな課題は多いが、考えるのもワクワクする。前向きにやっていく」と成功を喜んだ。