ライチョウ自然ふ化目指す 富山市ファミリーパーク

2018/06/05 01:55

 国の特別天然記念物で絶滅危惧種の「ニホンライチョウ」の人工繁殖に取り組む富山市ファミリーパークは4日、飼育中の雌が今年産んだ卵11個のうち3個の自然ふ化を目指すと発表した。環境省などと進める人工繁殖事業で自然ふ化は初の試みとなり、順調にいけば19日にもふ化する予定。

 

 パークによると、3個の産卵は5月23~28日。通常はふ卵器で人工ふ化させるが、母鳥が温める様子が見られたため、ふ卵器は使わない方針にした。有精卵かどうか確認できていない。

 

 残りの8個はふ卵器に入れた。ふ化予定日は12~20日としている。このうち6個を有精卵と確認した。3個は近親交配を避ける目的で7日に、能美市のいしかわ動物園に移す。

 

 人工ふ化のひなは飼育員が育て、抱卵でふ化したひなは親鳥が育てる方針。