供用を開始した南北自由通路=あいの風とやま鉄道石動駅

新駅舎、南北自由通路の供用開始 あいの風鉄道・石動駅

2018/11/28 01:50

 小矢部市のあいの風とやま鉄道石動駅の新たな駅舎と南北自由通路が完成し、27日に供用を開始した。南口が新設され、駅の南側からもアクセス可能となった。駅の南北の市街地が結ばれたことで、一体的なまちづくりに向けた新たな交流拠点となる。

 

 式典では、桜井森夫市長とあいの風とやま鉄道(富山市)の日吉敏幸社長があいさつし、国土交通省北陸地方整備局の田中正克建政部都市調整官、江幡光博県土木部次長、福島正力市議会議長、筱岡貞郎県議が祝辞を述べた。同社の寺林敏会長を加え、7氏が改札口前でテープカットを行った。

 

 改札口が同日始発から新駅舎2階へ移動し、市営バスなどが乗り入れる駅南広場や駅南第1駐車場(112台分)の利用が始まった。

 

 南北自由通路は延長115メートル、幅4メートルで、南口のエレベーター塔の屋根は市の国指定重要文化財、埴生護国八幡宮をモチーフとした。「メルヘン建築」を象徴するレンガ調の外観とし、ガス灯をイメージした洋風照明を設置した。

 

 新駅舎には1階に観光案内所や多機能トイレ、2階に改札口と駅事務室、待合施設や交流施設を設けた。市内の社会福祉法人が出店する飲食物販コーナーもある。

 

 新たな駅舎と南北自由通路は2015年度から市が進める石動駅周辺整備の中核事業。工事費は約19億円で市とあいの風とやま鉄道が負担した。今後、旧駅舎と跨線橋の解体工事が進められ、来年4月から新図書館の建築工事を行う。