車に積もった雪を落とす人=28日、富山市八尾町東町

寒気襲来、県内積雪 スリップ事故60件

2018/12/29 02:14

 28日の富山県内は、この冬一番の寒気が流れ込んだ影響で強い冬型の気圧配置となり、雪が降った。午後6時現在の積雪量は富山市猪谷54センチ、砺波10センチ、富山市中心部8センチ、魚津7センチ、高岡市伏木6センチとなった。富山県警によると、28日午後4時までの24時間に60件のスリップ事故が起き、7人がけがを負った。

 

 富山空港発着便は28日、雪による視界不良のため、富山着3便と、折り返しとなる富山発3便が29~45分遅れた。計609人に影響が出た。

 

 冬型の気圧配置は30日ごろまで続く見込みで、富山地方気象台は雪による交通障害や高波に注意を呼び掛けている。

 

 地方気象台によると、29日の県内は引き続き雪が降る見込みで、29日午後6時までの24時間に多い所で平地で35センチ、山間部で60センチの積雪を予想している。波の高さは4メートルと見込んでいる。

 

 中日本高速道路は31日にかけて、北陸自動車道の米原ジャンクション(JCT)―朝日インターチェンジ(IC)間、東海北陸自動車道全線で降雪が予想されるとして、冬用タイヤの装着とチェーンの準備を呼び掛けている。

 

 まとまった降雪を受け、たいらスキー場(南砺市)と立山山麓あわすのスキー場(富山市)は28日、富山県内で今季初めてリフトの一部を稼働し、初滑りを待ちわびた家族連れや若者らが訪れた。県内では29日から全面滑走可能とする予定のスキー場があり、関係者は書き入れ時である年末年始の営業にめどが立ったことを喜んだ。

 

 たいらスキー場は第1リフトを運行、約150人が利用した。リフト稼働は昨シーズンより12日遅く、スキー場の担当者は「寒波がまだ居座るので、年末年始も営業できる。ほっとした」と話した。立山山麓あわすのスキー場は正午からファミリーゲレンデをオープンした。

 

 29日はたいらスキー場、立山山麓スキー場(富山市)のらいちょうバレー、極楽坂の両エリアが全面滑走可能、イオックス・アローザスキー場(南砺市)、牛岳温泉スキー場(富山市)が一部滑走可能となる予定。立山山麓あわすのスキー場は積雪量次第でゲレンデ上部が滑走可能となる。