新商品発表会で展示されるスゲ製品=高岡市役所福岡庁舎

福岡スゲ製品、東京でPR 女性向け販路拡大

2018/12/29 02:14

 高岡市商工会は福岡町特産の菅笠(すげがさ)の国伝統的工芸品の指定1周年を記念し、1月10日~13日の4日間、東京・日本橋とやま館で「菅笠(すげがさ)新商品発表会」を開く。スゲの帽子やコースターなどの女性向け商品を通じて、首都圏在住者にスゲの魅力や利便性を伝え、販路拡大につなげる。

 

 商工会のほか、菅笠振興会や菅笠問屋、スゲ製品開発団体が参加し、首都圏の卸売業者や特産品アドバイザーにアピールする。

 

 スゲを手染めして作った帽子「菅笠マカロン」やイヤリング、ブローチなどのファッションアイテムのほか、コースターや名刺入れといった日用品、計24品を出品する。伝統の菅笠も展示し、制作の様子や歴史を紹介する。

 

 オープニングセレモニーでは、ミニファッションショーを行い、日本橋とやま館のコンシェルジュ2人がスゲ製品を身に着け、おしゃれな見た目に加え、軽さ、風通しの良さなどの機能性を伝える。

 

 菅笠以外にも福岡特産の味覚をPRするブースが設けられ、成田養魚園が開発したコイのエキスドリンクやウエルカム福岡の安納芋ポタージュスープの試飲や販売を行う。

 

 高岡市商工会は2016年から5カ年計画で菅笠の販路拡大を目指しており、国の伴走型小規模事業者支援推進事業にも認定されている。今回の発表会で興味を持った業者と連携し、東京の衣料品店や土産物屋でのスゲ製品の販売を目指す。県商工会連合会の石澤義文会長(87)は「全国の人に菅笠の魅力を知ってもらいたい」と話した。