チューリップを背景に記念撮影する来場者=砺波市の砺波チューリップ公園

改元10連休、富山に人波 帰省、観光客で駅混雑

2019/04/28 01:52

 天皇の代替わりに伴い、初の10連休となったゴールデンウイーク(GW)が27日、スタートした。富山駅は休暇をふるさとで過ごす帰省客や観光客で混雑した。午前中はあいにくの雨となった場所もあったが、富山県内の観光施設や催しの会場もにぎわった。

 

 JR西日本金沢支社によると、27日午後4時現在、自由席乗車率は東京発の北陸新幹線「はくたか」3本、大阪発の「サンダーバード」11本、名古屋・米原発の「しらさぎ」7本で100%を超えた。最高はサンダーバード19、21、23号の180%だった。

 

 指定席は北陸新幹線「かがやき」「はくたか」が計33本中23本、サンダーバードが27本中17本、しらさぎが16本中8本がそれぞれ満席となった。同支社はUターンのピークを5月5日と見込んでいる。

 

 家族で富山観光に訪れた会社員紺野秀章さん(42)=東京都=は「長期の休みになったので興味があった北陸に来た。石川にも行くつもりで温泉と料理を楽しむ」と笑顔を見せた。

 

 富山空港発着便では、一部が満席となった。高速道路では、東海北陸自動車道、北陸自動車道とも10キロ以上の渋滞は発生せず、スムーズに車が流れた。

 

 砺波市の砺波チューリップ公園で開催中の「2019となみチューリップフェア」(富山新聞社後援)には、1万1千人が来場した。訪れた人が色とりどりのチューリップを写真に収めるなどして楽しんだ。

 

 27日の富山県内は曇りや雨となり、午後からは晴れた場所もあった。富山市内の一部であられも観測した。上空の寒気の影響で気温は上がらず、最高気温は富山市中心部11・3度、高岡市伏木13度と各地で3月並みだった。28日は高気圧に覆われて晴れる見込み。

 

 新潟地方気象台によると、連休前半は晴れる日もあるが、気圧の谷や湿った空気の影響で曇りや雨の日がある。後半は高気圧に覆われやすく、平年に比べ晴れの日が多いという。