神々をアニメ調に描いた作品を紹介する山下さん=南砺市の越中一宮髙瀬神社

待合所にアニメの神々 南砺・髙瀬神社

2019/05/30 02:24

 南砺市の越中一宮髙瀬神社が、境内の平成殿の待合所に、巫女(みこ)の山下翔子さん(26)=同市北野=がアニメ調に描いた神々の絵を展示している。天照大神(あまてらすおおかみ)などをコンピューターグラフィックスで表現している。子どもや若者に神社や神道に親しんでもらうのが目的で、山下さんは、今後も新作を登場させ、神社のイメージを変えたいと張り切っている。

 

 神々の絵は縦130センチ、横92センチの大作をはじめとする7点で、日本神話に登場する伊耶那岐神(いざなぎのかみ)と伊耶那美神(いざなみのかみ)、芸能の女神である天宇受売命(あめのうずめのみこと)らを題材としている。

 

 髙瀬神社は、大勢の子どもや若者が初宮詣(もうで)や安産祈願などの際に待合所を利用しているため、山下さんの作品を展示することを決めた。山下さんは全国の神社の像や絵を調べ、独自の解釈を加えて、現代風に仕上げ、飽きさせないよう、作品ごとにタッチを変えた。

 

 山下さんは幼い頃から絵に親しみ、大阪総合デザイン専門学校漫画学科を卒業。漫画を描き、同人誌づくりにも携わっている経験を生かした。髙瀬神社の主祭神の大国主命(おおくにぬしのみこと)をはじめ、まだ描きたい題材がたくさんあると意欲的で「神社は厳粛な場だが、もっと身近に感じてほしい」と話した。