舞を披露する子ども巫女=高岡市のイオンモール高岡

イオンモール高岡増床棟で神楽舞 伝統文化、魅力伝え

2019/10/27 01:35

 ユネスコ無形文化遺産の高岡御車山祭で活躍する高岡関野神社(高岡市末広町)の子ども巫女が26日、先月オープンしたイオンモール高岡西館(増床棟)で神楽舞を披露した。同モールに近い高岡市東二塚の獅子舞伝承保存会も出演し、買い物客に高岡の伝統文化の魅力を伝えた。

 

 西館のきときとコートで子ども巫女11人が鈴や白梅、松を手に祭祀(さいし)舞「浦安の舞」、万葉集の「梅花の歌」序文をイメージした奉祝舞「つきはうるわしく かぜ、やわらぎて」、創作神楽「梅の花」を舞った。木津小4年の角尾唯華さんは「大勢のお客さんに見てもらえた。またここで舞いたい」と笑顔を見せた。

 

 東二塚獅子舞伝承保存会からは、秋季祭礼に合わせて園児から大人まで約60人が参加し、百足(むかで)獅子で観客をにらみつけるように舞う「にらみ獅子」や繁栄を祈る「やっさか」などを勇壮に繰り広げた。中野慎一会長(46)は「伝統文化を継承する者同士、共演することで互いの文化の意義が分かった」と語った。

 

 中心商店街近くにある高岡関野神社の酒井晶正禰(ね)宜(ぎ)(61)は「5月の御車山祭の前にも来店客の皆さんに披露し、交流の流れをつくりたい」と期待し、イオンモールの担当者は「地元の伝統に興味を抱くお客さまがたくさんおり、やったかいがあった」と話した。