担当者の説明に聞き入る参加者=富山駅

路面電車の「南北接続」にわくわく 富山駅で愛好者ら150人、工事現場見学会

2019/12/02 01:47

 富山駅の南北を走る路面電車をつなげる「南北接続」を来年3月21日に控え、富山ライトレールと富山市は1日、富山駅の工事現場で見学会を開いた。11月12日には駅南の富山地方鉄道市内電車と、駅北の富山ライトレールのレールがつながったばかり。県内外の家族連れや鉄道愛好者約150人が、高架下を路面電車が行き来する光景を想像し、期待を膨らませた。

 

 参加者は2班に分かれ、石張施工が進んでいる工事現場を見て回り、つながったレールに触れたり、めったに見られない工事の様子を写真に収めたりした。

 

 富山ライトレールの竹澤準運輸部長と鈴木圭工事課長が案内役を務めた。レールの周囲には列車の衝撃を軽減するために樹脂を使用していることや、路面電車が通過する歩道には赤く点滅して危険を知らせるポールを設置することなどを説明した。

 

 祖父と一緒に訪れた浅井健啓ちゃん(6)=金沢市三口町=は「線路を間近に見られて楽しかった」と喜び、主婦堀田幸子さん(64)=富山市五福=は「南北がつながって便利になったら岩瀬浜方面へ出掛けてみたい」と話した。

 

 南北接続に向け、富山駅では2013年度から、高架下の約280メートルの軌道整備を進めてきた。