4月から運賃が値上げとなるあいの風とやま鉄道の車両=富山駅

運賃30~70円値上げ あいの風とやま鉄道 回数券で負担軽減

2020/02/29 01:34

 あいの風とやま鉄道(富山市)は28日、JR西日本の乗り継ぎ割引が廃止となる4月1日以降の運賃を発表した。JR城端線、氷見線、高山線の対象区間を通る場合、普通運賃はJRの路線の利用距離に応じて30~70円高くなる。負担軽減を図るため、4月1日から乗り継ぎに利用できる回数券を発売する。

 

 JR西の乗り継ぎ割引は利用距離が10キロ以内の場合に適用し、割引額は1~5キロで70円、6~7キロで60円などとなっている。廃止後は富山―新高岡間が440円から510円、高岡やぶなみ―伏木間が250円から290円などにそれぞれ値上がりする。

 

 通学定期はJRの路線の利用距離が短いほど値上がり幅が大きく、最高は利用距離が1~3キロの6カ月で1万880円高くなる。

 

 えちごトキめき鉄道(新潟県上越市)の運賃改定も受けた新たな運賃はあいの風とやま鉄道のホームページで確認できる。3月31日までは、利用日が4月1日以降の普通乗車券や定期券は現状の料金で取り扱う。

 

 JR西とあいの風とやま鉄道が新たに発売する回数券は6枚つづりで路線乗り継ぎ料金が安くなる。発売期間は北陸新幹線敦賀開業までの約3年間となる。

 

 石井隆一知事は回数券の発売について「利用者の負担軽減を前向きに検討された。引き続き利便性の確保に取り組んでいただきたい」とコメントした。

 

 あいの風とやま鉄道は3月7日から「開業5周年記念1日フリーきっぷ」を2千枚限定で発売する。台紙付きの特別デザインで1300円となる。3月1日からは同鉄道ファンクラブの新年度会員を募集する。