自宅の床の間に飾った太刀山の軸を眺める高浪さん=富山市古沢

大関朝乃山祝い 太刀山の軸飾る ひ孫の高浪さん

2020/03/31 02:07

 富山市出身の名横綱太刀山のひ孫である高浪八州(やす)夫(お)さん(69)=富山市古沢=は30日までに、太刀山本人が描いた富士山の絵と手形の入った掛け軸を自宅に飾った。太刀山に続いて県出身者として111年ぶりに大関となった朝乃山の昇進を祝い、曽祖父のように横綱になってほしいとの願いを込めた。

 

 太刀山は近代日本画の巨匠、横山大観に絵画を習ったとされ、富士山を描いた作品を多く残している。高浪さんが掛けた軸は、墨絵のような薄い色で富士山が描かれ、その下に朱色の手形が入れられている。手形の横に「太刀山」の名前が記され、落款がある。

 

 太刀山の軸は、高浪さんが10年ほど前に自宅を建て替えた際、蔵から見つけた。その後は大切に保管し、朝乃山の大関昇進を機に床の間に飾ることにした。

 

 高浪さんは、朝乃山の優勝や大関昇進で太刀山が再び注目されていることを喜び、「朝乃山には立派な横綱になってほしい」と一層の活躍を期待している。