暖冬と少雪のため、冬季閉鎖が行われなかった二上万葉ライン=高岡市内

暖冬で冬季閉鎖なし 高岡・二上山万葉ライン 過去10年で初、凍結の恐れなく

2020/04/08 01:24

 高岡市が管理するドライブコース「二上万葉ライン」が今冬、冬季閉鎖なしで通年開放された。暖冬や少雪で路面凍結の恐れがなかったことが理由という。市によると、冬季閉鎖がないシーズンは過去10年間では初めてで、昭和30年代の供用開始以降でも異例とされる。

 

 二上万葉ラインは守山の国道160号交差点と伏木古府3丁目の国道415号交差点を結ぶ延長8・4キロ。二上山(274メートル)を横断し、山頂近くや守山城跡の城山公園、高岡ゆかりの万葉歌人大伴家持像、展望台「月見台」を通る。見晴らしがよく、市街地の夜景や富山湾の眺めが人気を集める。

 

 冬季閉鎖の基準は積雪10センチで、例年は市民生活に影響がでないよう、市街地の道路を除く6・9キロを閉鎖する。過去5年は12月上旬から下旬に通行止めが始まり、3月中旬から下旬に解除された。

 

 今冬は暖かく、雪もほとんど降らなかったことから、市職員が行う通常の道路パトロールや、降雪後に行う点検で現地を確認したが、路面凍結による事故を誘発するほどではないと判断し、閉鎖を見送った。

 

 現在は道沿いのソメイヨシノが満開となり、5月上旬から中旬は八重桜も楽しめる。