行者ニンニクを切る会員=黒部市田籾

行者ニンニク味わって 黒部でしょうゆ漬け作り、スーパーなどで販売へ

2020/04/22 01:32

 山菜の行者ニンニクを栽培する黒部市の布施谷特産品研究会は21日、行者ニンニクのしょうゆ漬け作りを始めた。5月上旬までに1300瓶を作り、市内のスーパーなどで販売する。

 

 会員は畑で収穫したばかりの行者ニンニクを、同市田籾の加工場に運び、丁寧に何度も水洗いして3センチほどに切った後、しょうゆとみりんで漬け込んだ。22日に瓶詰めする。

 

 しょうゆ漬けはピリ辛味で、酒のつまみにしたり、熱々のご飯やラーメンにのせて食べたりするとおいしいという。おにぎりや卵焼き、ギョーザの具材にもなる。

 

 研究会は地域振興を目的として、2004年から疲労回復や滋養強壮効果があるとされる行者ニンニクの栽培を始めた。栽培が軌道に乗った10年から生の行者ニンニクの販売を本格的に始め、16年からは日持ちのする加工食品の販売にも取り組んでいる。

 

 会員8人は70、80代が中心で、作業は年々、大変になってきているが、地域の特産品を発信しようと力を合わせている。山越太磨夫(たまお)会長は「今年は暖冬で収穫が10日ほど早く、生育も良い。たくさんの人に味わってほしい」と話した。