仕切り板を通して職員から本を受け取る利用者=砺波市の砺波図書館

本の貸し出し好評 砺波図書館 予約で54人120冊

2020/04/30 00:59

 砺波図書館は29日、電話やインターネットの蔵書検索サイト「となみっけ!」の予約による本の貸し出しサービスを始めた。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、5月7日までだった臨時休館を5月末に延長したが、利用者の要望もあり、予約の貸し出しのみ行う。29日は54人が計120冊の本を借りた。

 

 砺波図書館では、玄関口にアクリル製の仕切り板を設置して、職員が予約のあった本を訪れた利用者に渡した。砺波市千代の中山一(はじめ)さん(84)は「耳が遠いので、読書が楽しみだった。本が借りられて良かった」と喜んだ。市内の主婦(74)も「外出自粛で遠くにも行けず、予約貸し出しはありがたい」と話した。

 

 砺波図書館は新図書館建設のため5月末で閉館する。閉館記念イベントは中止となり、玄関にチューリップ型の付箋(ふせん)を使ったメッセージボードが設置された。

 

 小西喜之館長は「臨時休館のまま閉館になるのは、寂しいが、本を読んで心をリフレッシュしてほしい」と話した。貸出時間は午前10時から午後2時までで、庄川図書館でも予約できる。利用者は受付で図書カードを提示する。