大関昇進を祝う文字を見詰める若宮さん=呉羽姫本の姉倉比賣神社

朝乃山昇進祝う書 呉羽会館に 横綱土俵入り期待

2020/05/02 01:25

 呉羽姫本にある姉倉比(あねくらひ)賣(め)神社宮司の若宮得幸(なりゆき)さん(78)は1日までに、呉羽町出身の大関朝乃山の昇進を祝った書をしたためた。場所中、住民が朝乃山の応援に集う呉羽会館に今月中に飾られる。毎年、元日に必勝祈願に来る朝乃山の横綱土俵入りを見るのを待ち望む若宮さんは「横綱まで突き進んで」とエールを送る。

 

 長さ190センチ、幅70センチの和紙には、朝乃山が昇進の口上で引用した母校富山商高の教育目標「愛と正義」と「大関昇進おめでとう 朝乃山英樹関」の文が記されている。

 

 3月25日に昇進が決まった際、若宮さんは同じ文字を書いて神社に飾った。それを見た呉羽町自治会員から「ぜひ呉羽会館にも飾ってほしい」と頼まれ、再び筆を走らせた。

 

 元日の朝乃山は笑顔がなく、緊張した面持ちだったという。その後、初場所で10勝、春場所で11勝をマークし、昇進を決めた。「元日は大関に向けて今年はやらんといかん、と思っていたのだろう。祈願してくれたかいがあった」と振り返る。

 

 横綱に昇進した際の記念碑建立もひそかに計画している。大関で迎える夏場所(24日初日)では、「新型コロナウイルスの暗いニュースを吹き飛ばす活躍を見せてほしい」と願う。