給食で使わなくなった水産加工品=富山市の県漁連事務所

給食用のお魚食べて 県漁連がネット販売 氷見産ブリ西京焼きなど

2020/05/02 01:25

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で学校が休校となっていることを受け、県漁連は1日、学校給食として使用する予定だった県産魚の加工品のインターネット販売を始めた。簡単に調理が可能で、県漁連は「家庭で過ごす子どもたちに富山湾の幸を味わってもらいたい」としている。

 

 販売するのは「真イワシの梅煮」「ぶり大根」「氷見産ブリ西京焼き」など6種類。県漁連が学校での地産地消を進めるため、給食用に開発した。

 

 真イワシの梅煮は3月に給食で使われる予定だったが、臨時休校で4月に延期。4月になって再び休校、さらに5月末までの延長が決まり、キャンセルが繰り返された。

 

 県漁連の安吉孝士販売課長は、このまま手をこまぬいていてはいけないと考え、ネット販売を企画した。給食がなくなり、家庭で過ごす子どもらに味わってもらう。

 

 外出自粛により、飲食店の県産魚の需要も減り、魚価も下がる傾向にあり、新たな販路開拓に向けた試験的な取り組みでもある。

 

 県漁連の販売サイト「富山湾産直ネットショップ」で、5種類1セットで販売する。数量限定で、好評であれば販売を続ける。安吉課長は「キャンセルはショックだったが、良い機会だと思って、ネット販売を試してみたい」と話した。