配信中のゲームを紹介する川合室長=上市町法音寺

校舎舞台に算数ゲーム 上市のプログラム教室、3~6年生向け

2020/05/14 01:39

 富山市と上市町で児童向けのプログラミング教室を開いているステップアップ(同町)は13日までに、算数を学べる児童用ゲームの配信を始めた。3~6年生が1学期に習う問題をゲーム感覚で解きながら、今年度開始予定のプログラミング教育への関心を深められる。校舎をゲームの舞台とし、休校中も学校にいる気分を味わってもらう。

 

 ゲームは、金沢市のITベンチャー企業「ハックフォープレイ」が開発したプログラミング教材を使って制作した。パソコンやタブレット、スマートフォンでプレーできる。

 

 キャラクターを操作して校舎内を移動し、学年別の教室に入って机に置いてある教科書を選択すると、問題が出題される。それを自身で用意した紙などを使って解き、別室にいるキャラクターに話しかけると、解答を教えてくれる。

 

 問題は、県総合教育センターのホームページで家庭学習用に配信されているものから引用した。立体の体積を求めたり、漢字で書いた数字をアラビア数字に書き直したりする問題など各学年5問ずつ出題される。

 

 休校が長引く中、授業の遅れを心配する保護者や自宅学習が苦手な子どもに、楽しく学習を進める手段を提供しようと、川合智隼経営戦略室長(32)が発案した。現在100人以上がプレーしており、「ほかの学年向けのものはまだできないのか」といった問い合わせも寄せられている。

 

 川合室長は「休校を機会に、子どもたちにはプログラミングをはじめ、いろいろなことに興味を持ってほしい」と話した。ゲームは誰でも無料でプレーできる。今後、1~2年生向けのほか、国語や理科の問題も製作を予定している。