富山―東富山の新駅名を公募 あいの風鉄道、来年10月開業 カタカナもOK

2020/10/20 01:39

 あいの風とやま鉄道(富山市)は20日から、富山駅―東富山駅間で2021年10月の開業を目指す新駅の名称を公募する。同社が富山県民を対象に駅名を公募するのは初めてとなる。県内全域からアイデアを募ることで話題性を高め、地域開発の核としての機能も果たす新駅をアピールする。

 

 駅名は常用漢字、ひらがなに加え、カタカナ表記も受け付ける。あいの風とやま鉄道の21駅目となり、カタカナ名になれば、初めてとなる。同社は19日、駅舎整備イメージを公開した。

 

 新駅開業は18年3月の「高岡やぶなみ駅」以来。同駅名は高岡市が主体となって地元限定で案を募り、名称の一部に初めてひらがなが採用された。

 

 今回は、県民と県外在住者を含むファンクラブ会員を対象として駅名を募る。

 

 新駅は富山市下冨居(しもふご)で1月に着工した。線路の東西に地上駅舎を配置し、通路でつなぐ。ホームは2面2線で長さ85メートル。駅周辺には住宅地が多く、東側で大規模な開発が見込まれている。

 

 あいの風とやま鉄道は「駅が多くの人から愛され、親しみを持ってもらいたい」(広報担当者)としている。

 

 駅名公募を巡っては、JR東日本が山手線の新駅名を募り、3月に都内で初めてカタカナを使った「高輪ゲートウェイ」駅が開業したことが全国的に話題となった。公募1位の「高輪」ではなく、130位だった「高輪ゲートウェイ」が採用された。関心を集めた一方、「公募する意味があるのか」などと批判する声も寄せられた。

 

 募集は11月18日までで、あいの風とやま鉄道は駅名案を社内で選考し、来年2月ごろに公表する。選定された駅名の応募者の中から抽選で20人に5千円分のクオカードを贈る。応募用紙は同社ホームページや富山、東富山、高岡、魚津駅などに置く。