観客を魅了した劇団SCOT=黒部市の前沢ガーデン野外ステージ

舞台芸術の感動再び 黒部シアター開幕

2020/10/31 01:33

 黒部舞台芸術鑑賞会実行委員会の「黒部シアター2020」は30日、黒部市の前沢ガーデン野外ステージで開幕した。昨年の国際演劇祭「シアター・オリンピックス」で生まれた黒部の舞台芸術文化の芽を育てる新たな試みで、招待客150人は優れた演劇の魅力を再び黒部で堪能した。

 

 演目は劇団SCOT主宰で世界的な演出家鈴木忠志さんによる「ニッポンジン―長谷川伸の作品より―」で、生き別れた母と子を描いた「瞼(まぶた)の母」を劇中劇として日本人の心情を描いている。鈴木さんはコロナ禍(か)での家族の在り方を考えるメッセージを作品に込めた。劇団SCOTが出演した。

 

 最終日の31日は午後2時から宇奈月国際会館セレネで鈴木さんや実行委の吉田忠裕会長(YKK相談役、黒部市名誉市民)、女優室井滋さんのプレミアムトークが行われる。午後6時から一般客と黒部市民を対象とした公演が行われるが、チケットはすでに完売している。