新駅隣で大規模開発 富山-東富山間、オダケホーム

2020/10/31 01:33

 オダケホーム(射水市)は30日までに、富山市下冨居で、住宅200戸と商業施設からなる大規模開発を手掛ける方針を固めた。開発場所は、あいの風とやま鉄道(富山市)が富山―東富山間に設ける新駅に隣接した県有地で、面積は8万1779平方メートル。富山県との売買契約などを経て開発を進め、早ければ2022年度中に一部の住宅が完成する計画となっている。

 

 県が30日、県有地売却の優先交渉権者として、選定委員会がオダケホームを選んだと発表した。県によると、売却するのは旧国鉄の操車場があった場所で、近年は未利用の状態が続いていた。

 

 同社によると、開発場所の半分以上を占める4万3千平方メートルを宅地とし、200区画の3割ほどは同社が住宅を建て、7割は他の住宅メーカーに販売する。1区画の面積は60坪以上と広めに設定する予定で、販売価格はこれから決める。

 

 このほか、ドラッグストア機能を備える食品スーパー、クリニック1~2施設を誘致するゾーンに4千平方メートルを充てる。新駅に近いことから、公共交通機関の利用を促す「パーク&ライド」のスペースも設ける。2階建ての賃貸アパートを建設し、公園や調整池、道路なども整備する。

 

 同社はこれまでも富山、高岡市内などで数万平方メートル級の開発を手掛けてきた。下冨居の計画について、担当者は「新駅ができ、市街地に近いという利便性の高い場所。需要は高いはずで、長く住み良いまちづくりを進めたい」と話した。

 

 開発に当たり、県と同社は近く売買の仮契約を締結するほか、県議会11月定例会に議案として提出する。