高岡市美術館の藤子・F・不二雄ふるさとギャラリーは、開館5周年の記念事業として、12月1日から高岡市出身の藤子Fさんが高校時代に、氷見市出身の藤子不二雄(A)さん(元富山新聞記者)とともに描いた漫画誌2冊の全ページを公開する。複製を展示するとともに、タブレット端末でも閲覧できるようにする。
「少太陽」と題した漫画誌の「新年特大号(全111ページ)」と「子供の日お祝い号(全74ページ)」を交互に公開する。同ギャラリーによると、藤子(A)さんと共同で手作りした少太陽は藤子Fさんの漫画の原点といわれる。
12月19日には記念講演会をホテルニューオータニ高岡で開き、藤子・F・不二雄プロの伊藤善章社長が、藤子Fさんや「ドラえもん」について語る。
路面電車・万葉線の「志貴野中前」電停からギャラリーまでの経路にアクセス看板を設置し、ドラえもんポストの消印も5周年記念デザインに更新、ピンバッジも発売する。