初水揚げされたズワイガニ=6日午後0時半、射水市の新湊漁港

ズワイガニ漁解禁、新湊1570匹水揚げ Go To効果で雄2倍、雌3割高く

2020/11/07 01:40

 富山湾の冬の味覚を代表するズワイガニ漁が6日解禁され、射水市の新湊漁港では雄600匹(前年初日1200匹)、雌のコウバコガニ970匹(同980匹)が水揚げされた。人気の「GoToキャンペーン」効果もあり、初競りの浜値は前年と比べて雄が2倍、雌は3割高くなり、浜は活気に包まれた。

 

 新湊漁協所属の漁船4隻が6日未明から漁港の沖合2~5キロ、水深約300メートルの漁場で操業した。重さ1キロ以上などの基準を満たす「特選」のカニはなかったが、雄の500匹に「新湊漁港」と金字で記されたタグが付けられた。

 

 漁業関係者によると、宿泊施設や飲食店から「高くても、いいカニがほしい」と求める声が多く、値上がりにつながった。トラベルやイートのキャンペーンを利用し、消費が増えている影響とみられる。

 

 漁船「栄勢丸」の縄井恒(ひさし)船主(42)は良質なカニが多かったとし、「新型コロナウイルスのため、どれだけ需要があるか心配していた。ぜひ多くの人に食べてほしい」と話した。

 

 ズワイガニの漁期は雌が来年1月20日、雄は3月20日まで。