整備された観察ロードからオニバス池を眺める児童=氷見市十二町小

オニバスの池、観察しやすく 氷見・十二町小 絶滅危惧種見守る散策路を整備

2020/11/07 01:40

 氷見市十二町小が絶滅危惧種のオニバスを栽培する池周辺を再整備し、6日、完成記念式典を行った。児童が50年近く保護や観察を続けてきた散策路約40メートルに除草シートを張って活動しやすくし、アジサイ12本を植栽した。子どもたちは校区の豊かな自然を象徴する貴重な植物の学習に意欲を新たにした。

 

 整備はコンビニチェーン「ローソン」の緑の募金を活用した。散策路を「観察ロード」と名付け、シートにはネコやカメ、ウサギのイラストを描いた。校庭にあるカシの木137本をせん定し、すっきりした景観にした。整備事業を紹介する看板も設置した。

 

 式では杉守智美校長があいさつ。とやま緑化推進機構の石田和人専務理事が事業について説明し、ローソン氷見警察署前店の山本耕作オーナーがお祝いの言葉を述べた。6年の濵本樹さんが「身近な環境に目を向け、緑を大切にし、よりよい学校にしていきたい」と謝辞を述べた。6年の西森晃人さんと瀬戸楓和さん、山本さんの3人がアジサイに土をかぶせた。

 

 十二町小の校区には国天然記念物のオニバス生息地があり、1972年に校内に池が整備され、移植された。今年度は4~6年生27人が栽培、観察に取り組む。8月には大きな葉が池いっぱいに広がった。