瑞龍寺のかまどを見学する参加者=高岡市内

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全国の旅館経営者、外国人誘客へ高岡で研修

2018/12/13 01:40

 全国の中小旅館が連携して外国人誘客に取り組む団体「ジャパニーズ・イン・グループ」の視察・研修会は12日から2日間の日程で高岡市内で始まった。年2回開かれており、県内では初開催。高岡は外国人の興味をそそる観光資源が豊富なことから選ばれた。富山をはじめとする日本の魅力を各旅館で発信していく。

 

 訪れたのは栃木から広島までの旅館経営者15人で、初日は国宝瑞龍寺と高岡御車山会館、重伝建(重要伝統的建造物群保存地区)の山町筋を見学した。県内から大佛旅館(高岡市)の塩田也寸志さんが参加した。

 

 瑞龍寺では案内役の僧侶が寺院について教育などの拠点でもあるとし「災害時には大勢の人が避難できるよう最大で60キロのコメを炊けるかまどを備えている」と説明。参加者は日本人の助け合いの精神を伝える事例と受け止めた。高岡御車山会館や山町筋では、江戸時代から受け継がれてきた町民文化に親しんだ。

 

 最終日の13日は高岡大仏と高岡古城公園を巡った後、ウイング・ウイング高岡で研修会を開く。宿泊予約サイトの浸透により、旅館と客のコミュニケーションの希薄化などをテーマに意見交換する。