支援金の返礼で贈るチューリップの花鉢を紹介する藤岡部長=砺波市大門の県花卉球根農業協同組合

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チューリップ全国に贈る、県花卉球根組合 フェア中止受け  

2020/04/04 01:44

 新型コロナウイルスで、となみチューリップフェアが中止となったことを受け、県花卉(かき)球根農業協同組合(砺波市)はクラウドファンディングで全国から支援金を募り、返礼に花鉢を贈る事業を始めた。フェアで販売予定だった1万鉢を返礼品に活用する。コロナで雰囲気が暗くなりがちな中、「こんな時こそ、お花でスマイル!」と銘打ち、支援金の一部を活用して保育園など20カ所に花鉢を贈る。

 

 県花卉球根農業協同組合は例年、フェア期間中に砺波チューリップ公園で販売コーナーを設けて花鉢を販売し、球根の予約を受け付けている。今年も販売のため100品種5万本、原価で約300万円分のチューリップを用意したが、フェアが中止となった。

 

 用意した花を無駄にせず、かかった費用を少しでも賄うため、インターネットで資金を集めるクラウドファンディングを活用することにした。

 

 プロジェクト名は「We Love Tulip お家でガーデニング~こんな時こそ、お花でスマイル!~」で、支援金1500円に対して4鉢(チューリップ20本)、2千円でプランター1個(同20本)、5千円で15鉢(同75本)を贈る。募集期間は今月20日までで、23日から月末まで発送作業を行う。

 

 支援金がどれだけ集まるかに関わらず、東日本大震災の被災地支援を機に交流している宮城県内の保育園や、花の販売で取り引きのある全国の小学校に花鉢をプレゼントする。

 

 藤岡昭宏営業部長は「社会全体が沈滞ムードの今こそ、子どもらに花を飾ってもらい、元気になってほしい」と話した。