妖怪イッタントマレと舘盛課長=富山北署

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横断歩道「イッタントマレ」 富山北署、歩行者優先呼び掛ける妖怪キャラつくる

2020/04/15 01:33

 富山北署は14日までに、横断歩道での歩行者優先を呼び掛ける交通安全キャラクターとして、「妖怪イッタントマレ」をつくった。横断歩道で一時停止しない車には「いったん止まれ」と厳しく、手を挙げて横断する子どもやお年寄りには優しい妖怪だ。署員がデザインを考え、着ぐるみも手作り。キャンペーンや交通安全教室で活躍し、事故抑止につなげる。

 

 富山北署の舘盛珠樹交通課長らは、県内での横断歩道上の事故増加を受け「何かインパクトのある広報はできないか」と考え、キャラクターづくりを始めた。

 

 妖怪「ぬりかべ」を目にした舘盛課長は「道路に見えるな。キャラクターに使えるかも」と思い、杉下あゆみ巡査長とデザインを考えた。

 

 体には横断歩道や、横断歩道の手前にあるダイヤマーク、思いやりを意味するハートをあしらい、手には信号機の模様を付けた。交通安全教室では、全身をフル活用して、子どもに分かりやすく交通ルールや標識の意味を伝える。

 

 署員から名称案を募ったところ、10種類以上の案が寄せられた。幹部の投票により、竹嶋孝光巡査部長が提案した「イッタントマレ」に決定した。

 

 手先が器用な杉下巡査長がフェルトなどを使い、約1週間かけて手作業で着ぐるみを製作した。舘盛課長は「キャラクターに親しんでもらい、楽しく広報啓発していきたい」と話した。