水揚げされ、仕分けされるブリ=氷見市の氷見魚市場

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ひみ寒ぶり、昨季超え 大漁続き今季1万8千本

2020/12/18 01:56

 氷見市の氷見漁港のブランド魚「ひみ寒ぶり」漁が順調で、17日、今季の水揚げが1万8173本となり、昨季の1万7646本を超えた。この日は1244本で今季5回目の1千本超えを記録し、氷見魚市場は活気づいた。過去3年は2万本に届かない不漁だったが、4季ぶり大台の年内達成が射程に入ってきた。

 

 今季は11月21日に出荷が始まった。初日は181本だったが、その後は順調な水揚げが続き、今月3日に6季ぶりの2千本台となる2735本を記録した。市場開場日の1日平均は865本で、同197本だった昨季同期の4・3倍のペースになっている。

 

 氷見市内の鮮魚店では連日10キロ前後の丸々としたブリが店頭に並ぶ。不漁のシーズンは1本5万円以上の値を付けるが、今季は3万円を切るものもあり、市民や観光客が買い求めているという。

 

 漁獲が順調なことに加え、大口の出荷先である大都市圏で新型コロナウイルスの影響による飲食店の営業時間短縮などで、価格が上がりにくい状況にある。鮮魚店主は「ブリは地元市民に高根の花だったが、今年は違う。コロナで宴会が減っている分、ブリしゃぶなどを家庭向けに注文する人が目立つ」と話す。

 

 ひみ寒ぶり漁は例年であれば、あと1カ月以上は続く見通し。今のペースが続けば、14年度に記録して以来の3万本超えの期待も膨らんでいる。