おでかけニュース

黒部平駅にホーム柵 ケーブルカー、国内初の階段状

2018/03/04 02:00

 立山黒部アルペンルートの黒部ケーブルカー黒部平駅に、可動式ドアを備えたホーム柵が設置された。運営する立山黒部貫光によると、階段状のケーブルカーホームに設置されるのは国内初めてで、増加する利用者の安全を守る大きな力となる。

 

 黒部ケーブルカーは、立山ロープウェイ乗換駅の黒部平駅(標高1828メートル)と、黒部ダムそばの黒部湖駅(同1455メートル)を結ぶ0・8キロの路線。駅では従来、ホームから身を乗り出して車両を撮影しようとする利用者が多く、安全が懸念されていた。

 

 新幹線や都市圏の駅で設置が進むホーム柵は、安全を確保できる。しかし、急な坂道を行き来するため車両が傾斜しているケーブルカーは、ホームも階段状になっており、設置が難しかった。立山黒部貫光は昨年春からメーカーの協力を得て計画を進め、昨年10月中旬から約1カ月かけて整備した。工事費は3400万円。

 

 柵には車両のドアと対応する位置に折戸が設けられ、電光案内装置も備えている。4月15日のアルペンルート全線開通に合わせて稼働を開始する。