破魔矢神楽の動きを確認する巫女=高岡市の射水神社

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破魔矢神楽、元日に初披露 高岡・射水神社

2018/12/28 01:50

 高岡市の射水神社は新年1月1日から、祈祷(きとう)時に巫(み)女(こ)が破魔矢を持って舞う「破魔矢(はまや)神楽(かぐら)」を取り入れる。神社名の「射」にちなみ、全国で初めて破魔矢を扱う神楽を考案した。27日は社殿で稽古の総仕上げが行われ、巫女が参拝者の厄をはらう舞の動きを確認した。

 

 破魔矢は魔を破り、災厄をはらうとされる。破魔矢神楽は、巫女が赤く色付けられた破魔矢3本と鈴を持って約1分間にわたって舞う。動きは扇と鈴を持って披露されていた早(はや)神楽と同じという。1月1日から2月3日までに行う祈祷の際に、巫女が神前に舞を奉納する。

 

 同神社は数年前から破魔矢神楽の構想を温めていた。来年5月に新元号に改まることを控え、新たな時代の幕開けをことほぐ気持ちを込めて実現させることにした。

 

 巫女は12月上旬から破魔矢神楽の稽古を始めた。この日の総仕上げでは、緋(ひ)ばかま姿の巫女4人が姿勢を正して舞った。来年4月から同神社に奉職する川口菜摘さん(20)=富山市上大久保、富山情報ビジネス専門学校2年=は「皆さんの願いが成就するよう、心を込めて舞いたい」と話した。